この「オヤジ臭」と言われる加齢臭、このニオイが心地よければ、誰もが「オヤジ臭」を好きになり、すべて問題は解決するはず。

でもそんなことは、あり得ない話ですね。
(だから悩んでるんだって!!)
加齢臭の臭いの元は、ノネナールと呼ばれる体臭成分です。
これが、何とも言えぬ嫌なニオイを発生させます。
これがどうやってできるかを説明してみましょう。
(早く加齢臭対策やれという声がしそうだけれど、細かく書いていかないとブログ記事が稼げないんです)
皮膚には皮脂腺があり、ここから脂肪と脂肪酸が滲み出てきます。
脂肪が滲み出ているというとなんとなく気持ち悪いんですが、この脂肪が皮膚に潤いを与えているんですよ。
これがないと、肌はかさかさ乾燥してしまいます。
ノネナールは、毛穴の奥の皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化したり、表皮のバクテリアが発酵してできます。
何故ノネナールが中高年の男性に多いのか。
中高年の男性は、「9−ヘキサデセン酸(パルミトオレイン酸)」という脂肪酸が増加してきます。
これは30代までの若い人にはほとんどないものです。
しかし、年齢が高くなるにつれ、酸化に対する抑制力が少なくなってくるため、脂肪の過酸化を防げなくなって脂肪酸が酸化され、 ノネナールを作るようです。
ですから、不潔な人がが強いのは当然です。
皮膚表面の汚れや過多な脂肪分は、放っておくと酸化し常在菌が繁殖し加齢臭の元ができます。
毎日入浴し、石鹸で きれに身体を洗い、また服もこまめに交換することも、十分な加齢臭対策になります。

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